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ランドリールームをつくりましょう

吉本 とも子

以前「部屋干し」についてこのコラムで紹介されていましたが、お読みになっていただけましたか。

今回は「洗濯する」という家事について考えてみましょう。

 

みなさんは洗濯機自体については「全自動がいい」「ドラム式がいい」または「シワになりにくい乾燥ができるものがいい」というように、自分が楽になる機能を検討し機種を選んだり、コストを検討し決定されていらっしゃいますね。では、その洗濯機はどこに置かれていますか?たいていの場合、洗面所の一角に置かれている事が多いと思います。そこは便利ですか?「洗濯を楽にする」という視点で考えてみて下さい。

 

もちろん「はい」「いいえ」どちらの解答もありますが、新しく住まいを考えるタイミングでは、「ランドリールーム(スペース)」をしっかり検討していただきたいのです。

 

下着までクリーニングにだしている方にとっては、洗濯機は不要なモノですが、毎日着る衣類をメンテナンスする為には、なくてはならない家事作業をする部屋(空間)です。こういう空間はリビングやダイニングと比較すると裏方ですが、家事のストレスフリーを考えるならここをしっかり効率的にプランすることをおすすめします。

 

洗濯又はランドリールームに必要なもの

 

洗濯機、乾燥機、洗濯に必要な洗剤類(数種類)、洗濯するために必要なもの(洗濯ネット、部分洗用ブラシ等)、ランドリーボックスやカゴ、洋服ブラシや粘着テープ、洗濯用ブラシ、ゴム手袋、スロップシンク(あったらとても便利、汚れのひどいものを洗う為の深いシンク)、バケツ(小物洗い等に使用)、ゴミ箱、ピンチ、ハンガー、雑巾他にも我が家の必需品があるかもしれませんね。(もちろん私は使わないわ、というものもあるでしょう)

 

洗濯の作業

 

単に洗濯物を洗濯機に入れ、洗剤を入れ、スイッチを押す、終ったら干すという単純にみえる作業にも多くの物が必要であり、それ以外の細かい作業があります。

例えば ・洗濯ものを一時置きの場所に集める ・洗濯物の分類 ・染み抜き ・ホコリを取る ・手洗い ・仮干し等。

 

その他の作業

 

汚れた衣類を洗濯してクローゼットに戻すまでに、干す(部屋干しを含む)、畳む、ハンガーにかける、アイロンをかける、修理する等の作業があります。

 

もうおわかりのように洗濯は洗濯機があればいいというものではないのです。それに付随する作業を含めて考えておかないと、ストレスの多い家事ということになりかねません。

 

家族が多いと洗濯しなくてはいけない衣類の量は増えます。1人暮らしであっても、忙しく働くビジネスパーソンの方は毎日洗濯ができないので、1回に洗濯する量が多くなります。先述したように洗面所という別の行為をする場所と共存していると、どうしても作業も空間も煩雑になってしまうのもうなずけます。

 

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ランドリールームを検討する際のポイントをご紹介しましょう

 

 1:場所は洗面所とキッチンの中間が理想
  (戸建てなら勝手口と接していると便利)

 2:できれば「干す」「アイロンをかける」機能、スロップシンクを検討する

 3:洗濯ものの分類ができるカゴ等が置ける機能を検討する

 4;洗剤が楽に取り出せ、戻せるようにする

 5:洗濯や衣類のメンテナンスにつかう小物を効率よく収納できる工夫をする

 6:あなたの「身体的サイズ」と「洗濯のクセ」(ライフスタイル)を反映した
   機能を検討する

 7:空間のメンテナンスが楽にできる、デザイン・素材を使うこと

 8:換気(空気の流れ)ができること

 9:洗濯機用とは別に手元にコンセントがあること
  (掃除や空気清浄機、アイロン、電話や音楽プレーヤー等を設置する想定をしておく)

 10:スモールスペースだからこそ、壁や天井に色をつけてオシャレに演出する

 

 

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左)画像:IKEA

右)画像:http://www.archiproducts.com/ja/1535/収納家具-ランドリールームのキャビネット.html

 

ぜひ、洗濯という家事を楽に愉しくするランドリールームを創って下さいね。

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